「ちびまる子ちゃん」ロバートが“トゥトゥトゥ”を披露、上白石萌音は9歳の少女役に
さくらももこ原作によるTVアニメ「ちびまる子ちゃん」に、ロバートと上白石萌音がゲスト声優として出演する。
8月放送の「ちびまる子ちゃん」では、5週連続でゲスト声優を招く「まるちゃん大好き!8月のゲスト声優まつり」を展開中。ロバートは8月22日放送の「まる子と3人の風来坊」に、旅好きの若者3人組として登場する。ヒッチハイクをしながら北海道を目指しているという竜次、裕之、博に出会ったまる子とたまえ。お腹が空いたがお金をほとんど持っていないという彼らは、食事代を稼ぐため空き地で“あること”を始め……。上白石は8月29日放送の「まる子とひまわり少女」で9歳の少女役に。公園でひまわりのスケッチをしていたまる子とたまちゃんに、少女は最初意地悪な態度をとってしまうが、次第に打ち解けていく。
劇中で自分たちのコントに登場する“トゥトゥトゥ”のリズムを披露したロバート。秋山は「コントを考えた俺にも感謝してくれよ~」「このネタはもう封印ですね。『ちびまる子ちゃん』の中に出たら、一つのゴールだろ」とコメントしている。また上白石は「すごく夏らしさがありつつ、でもちょっとしっとりしていて、夏の終わりの放送にぴったりのお話。是非ご家族で楽しんでもらいたいです」とメッセージを寄せた。
ロバート(秋山竜次、馬場裕之、山本博)コメント
ちびまる子ちゃんに出演すると決まったときの感想
馬場裕之 一瞬だけの出演だと思っていたのに、こんなに長く出演させてもらえて、思い出になるというか、なかなか今までになかった仕事ですね。映画の声優とかもさせて頂いた事があるんですけど、“兵士A”とかしかやったことが無かったので、裕之役で「ちびまる子ちゃん」の中に入っているっていうのがすごい違和感でした。
秋山竜次 ネタが生かされているストーリーだから、まさか自分たちのネタを、まるちゃんたちがやってくれているっていうのが感動するよね。これまで、コントやらなさそうな芸能人の方といろいろコラボとかもやってきたけど、これは絶対無理だもんね。まるちゃんの家に上がるってまず無いからね。
山本博 うちは奥さんも「ちびまる子ちゃん」が大好きだし、毎回録画しているんですよ。だから信じられないですよね。一つ自分の中で思い出というか、記念に残ります。この台本も絶対大事にしますし、宝物になるものだと思っています。
秋山 コントを考えた俺にも感謝してくれよ~。
山本 トゥトゥトゥがまさかね……。最初は“それの何が面白いんだ?”って言ってたからね。
秋山 このネタはもう封印ですね。「ちびまる子ちゃん」の中に出たら、一つのゴールだろ。
自身が演じる役のイラストを見た感想
馬場 よせてるというか、本当にまんまですね。
山本 キャラクターもちゃんとそれぞれ分けてくれて、すでに存在する役にあわせたキャラクターをこっちで作ってくださいということではなく、自分たちにあったキャラクターを新しく作っていただいて、あのTシャツも、あんな感じのよく着てるもんね。
秋山 なんとなく色分けしてくれてるし、この髪型も再現してくれてるもんね。
見どころを「トゥトゥトゥ」のリズムで
秋山 み・な・さ・ん、ぜ・ひ・と・も、た・の・し・み・に~
馬場 ぼ・く・た・ちが・でてる~、ち・び・ま・る・こ~
秋山 トゥトゥトゥトゥ、トゥトゥトゥ、トゥトゥトゥトゥトゥ~……
上白石萌音コメント
ちびまる子ちゃんに出演すると決まったときの感想
夢にも思っていなかったので、本当に飛び上がるほどうれしかったです。小さいときもずっとみていたし、大人になってからもさくらももこさんのエッセイを読んで再びこの世界観が大好きになって、『ちびまる子ちゃん』は今でもよく見ているので、“こんなことってあるんだな、続けていたら良いこといっぱいあるんだな”と思いました。
演じたキャラクターについて
自分がうまくいっていないことで、人が楽しそうにしていると、ちょっとやっかみたくなる気持ちはあると思うので、とっても共感しながら演じました。最初はちょっとひねくれていても、新しいステキな考えに触れる事で、コロっと自分の気持ちや考え方を変えられるのが子どものステキなところだなって。この子を見習いたいです。大人になるとそんなにコロっと考え方を変えることはできないので、さすが、まるちゃんの世界観だなと思って演じました。
演じる上で気を付けた点、工夫した点
ちょっとだけおませさんなところがある子だったので、大人になりすぎないように、あんまり子供、子供し過ぎないあんばいを攻めたいなと思ってきたんですけど、いざ始まってみると、まるちゃんとたまちゃんの声に引っ張ってもらって、自然とあの世界に入ることができました。やっぱりお二人の声はすごかったです。
放送を楽しみにしている人へメッセージ
すごくジーンとしたとっても良いお話で。台本を読んでいてもジーンとしたのに、それがまるちゃんの声で語られると余計すっと胸に入ってきて、改めて『ちびまる子ちゃん』という作品の良さが凝縮されているお話だと思いました。すごく夏らしさがありつつ、でもちょっとしっとりしていて、夏の終わりの放送にぴったりのお話。是非ご家族で楽しんでもらいたいです。
(c)さくらプロダクション/日本アニメーション